BIP 125
オプトイン方式の Full Replace-by-Fee シグナリング
原題: Opt-in Full Replace-by-Fee Signaling
- Status
- Deployed
- Type / Layer
- Specification / Applications
- Author
- David A. Harding, Peter Todd
- 割り当て日
- Status 検証日
- 原文
- github.com/bitcoin/bips/blob/master/bip-0125.mediawiki
要約
未確認トランザクションを、同じ入力を使う別のトランザクションで置き換えられるようにするためのシグナリング規約。当時の多くのノードは mempool 内のトランザクションを置き換えなかったため、手数料を低く見積もって送ってしまうと、確認されるまで手の打ちようがなかった。BIP125 は置き換え可能であることを示す二つの方法を定める。明示的シグナルは、入力のいずれかで nSequence を 0xffffffff-1 未満に設定するもの。継承シグナルは、未確認の祖先が明示的シグナルを出している限り、その子孫も置き換え可能とみなすものである。置き換えを受け入れるノード側の条件も併記されており、置換トランザクションは元の合計手数料以上を払い、かつ自身の帯域分の手数料を最低リレー手数料率で上乗せすること、置き換えによって mempool から追い出される元トランザクションと子孫の合計が 100 件を超えないこと、などが挙げられている。受取側には「シグナルの付いたトランザクションは確認まで支払いとして扱わない」運用が推奨されている。
技術的意義
手数料の付け直し(fee bumping)を標準的な操作にし、混雑時に送金が詰まる問題への正攻法を与えた規格である。ただし前提は動いており、Bitcoin Core は 2024 年の v28.0 で full-RBF(シグナルの有無を問わず置換を許す運用)を既定で有効にした。ゼロ確認の扱いを考えるときは、この規格の「オプトイン」という言葉が現在のリレー実態と一致しない点に注意が必要である。
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このページに掲載しているのは原文の翻訳ではなく日本語の要約です。BIP は原文が正であり、Status を含むメタデータは上記の検証日時点で bips リポジトリから転記した値です。実装・検証の際は必ず原文を参照してください。